なよろサンピラーユースホステル様ホームページより引用

皆さんこんにちは、ラッセル杉さんです。

ところで「ラッセル杉さん」と聞いてもあまりピンと来ない方もいらっしることだと思いますので、この名前の由来を簡単にご説明したいと思います。

上の写真をご覧になっていただければお分かりだと思いますが、雪の季節になると登場するラッセル車、すなわち除雪車から因んだものです。

もともとの語源はラッセルさんという名前の人が今日の除雪車であるところのラッセル車を開発し、その人に因んで名づけられたラッセル車という半ば固有名詞のような言葉が動詞化して一般的な言葉に変わっていった経緯があるようです。

ラッセルとは「登山で深雪をかき分け、雪を踏み固めて道を作りながら進むこと」、「交替でラッセルしながらしながら登る」というような使い方をするようですが、ラッセル車という名詞が先行していたとは意外でした。

鉄道マニアである私は以前よりラッセル車が実際に豪雪の中で雪をかき分けながら突進する勇姿を一度この目で見てみたい、自分のカメラに映像を収めてみたいという願いから2019年の3月6日に北海道の名寄まで足を運びました。

ところが季節は3月、二十四節季の一つ啓蟄であり、いくら北海道北部といえども季節はすでに春を迎えておりました。なけなしの有り金をはたいて敢行した北海道ラッセル車撮影ツアーは空しく空振りに終わってしまいました。

場所が名寄から南へ移動して、小樽市内の「徒歩宿:小さな旅の博物館」という宿泊施設にお邪魔した時の話です。

この宿のオーナーである遠藤毅さんとほかの宿泊者の方数名とお酒を飲みながらの談笑の中で、名寄でラッセル車に肩透かしをされた経緯を話したところ、皆さんから同情をいただき、愛称の「ラッセル杉さん」の名前を拝命した次第です。https://www.toho.net/meguri/1380.html

ところが、「ラッセル杉さん」という名前、どこか間が抜けていてピンときません。

もう何年も何十年も昔の話ですが、ダンプ松本さんという女子プロレスラーが一世を風靡しましたが、その名前に相通じるものがあるように思えてなりませんでし。

遠藤オーナーには申し訳ないと思いながら、この名前は無いな、ダンプ松本と一緒じゃちょっとな、却下! 

自分ではそう思っていました。

しかし不思議なことに、友人へのメールや手紙に何度も繰り返し使ってゆくうちに、自分の目や頭に「ラッセル杉さん」の名前が馴染み焼き付いてゆくのがわかり、今更新しい名前を考えるのも面倒だ、ということで今日に至っております。